【長岡市】煮物だけじゃない、車麩の可能性!お麩のプロ「木宮商店」さんで様々な調理法を聞いてきました。
こちらのパッケージ、長岡市の皆さんならば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
こちら長岡市殿町1丁目通り。
「木宮の焼麩」の製造販売をしている「木宮商店」さんです。
車麩といっても大きさも薄さも、こんなにあるのはご存じですか?
上麩からうす切りまで様々。
うす切も大・中・小と様々なサイズがあり、タマネギや豚バラと炒めて焼肉のたれで味付けすると美味しいそうです。
定期的に売られる端っこの「はし麩」や「こわれ麩」は数量限定で出会えたらラッキー商品。美味しさや品質はそのまま、端っこという理由や少し壊れがあるというだけで、お得なお値段で購入することができてしまいます。
木宮商店の取締役と車麩焼をおこなっている木宮信太郎さん(左)と代表取締役の木宮大基さん(右)です。
こちらの息子さんでもある大基さん、小学生の頃に給食に車麩が出るときは職員室へ「先生! 今日の車麩はどこのお店の?」と聞きに行き、先生からは「今日も木宮商店さんの車麩だよ」というやり取りをしていたそうです。素敵なお話ですね。
Instagramでは料理動画もたくさん上げているようです。定番の煮物は車麩の1/2または1/4にカットし、身欠きニシン、こんにゃく、 ゼンマイ、お肉等と一緒に。夏は冷やして味を濃い目にして、そうめんやビールと一緒にいただくのもおすすめのようです。
すき焼きはもちろん、車麩のグラタンは市販のマカロニグラタンミックスを使用すると、簡単にできます。
卵とじにラーメンまで車麩の可能性が広がりますね。
こちらは車麩に豚バラをぐるぐると巻いて焼いたもの。断面が層になっていてキレイ…!
そんな木宮商店さんの、おすすめお麩レシピをいくつか教えていただきました。

麩っカツ
市販のおいしい唐揚げ粉で下味を付ける車麩のーロサイズのカツは、学校給食でも人気のメニューです。
麩っカツ
材料
- 車麩(車麩1/8カットが便利だそうです)
- 揚げ油(サラダ油など)
- 市販のおいしい唐揚げ粉…適宜
作り方
- 車麩を戻して一口大に切ります。熱いお湯を使うと早く戻ります。(沸騰はNG)
- 戻した車麩はキッチンペーパーなどで軽く水気をふき取ります。
- ナイロン袋に車麩と市販のおいしい唐揚げ粉を入れ、麩にまんべんなくからむようにして下味を付けます。麩は水気があるので唐揚げ粉が水を含んでねっとりとなります。
- 溶き卵にくぐらせてからパン粉を付け、170℃くらいの油で3~4分揚げて、揚げ色が付いたら出来上がり。

車麩の揚煮
こちらも学校給食の定番。長岡市では昔からの料理法だそうです。
車麩の揚煮
材料
- 車麩4枚
- 揚げ油(サラダ油など)
- 水…カップ1(タレ)
- 砂糖…大さじ5~6(タレ)
- しょうゆ…大さじ5~6(タレ)
作り方
- 車麩を戻すため、お鍋に多めの水を入れ車麩を入れたら落とし蓋をして火をつけ、3~4分して気泡が出始めたら(60~80℃)火を消して鍋の蓋をして15分置きます。
- タレの材料を小なべに入れて、ひと煮立ちしておきます。
- 戻した車麩を使う大きさにカットし、しっかり水気を絞ります。(車麩が壊れない程度に)
- 表面がカリカリになるくらいまで返しながら揚げていきます。油の温度は約170~180℃で8分くらいが目安です。
- 油から引き上げたらタレをからめて完成。タレを少し薄めて麩を煮込むと、柔らかくしっとりとした揚げ煮になります。
タレの分量は下記の分量でも美味しく頂けます。
- 砂糖…大さじ4
- 醤油…大さじ2
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 水…大さじ2
車麩うす切「このは」のパッケージは、大基さんの奥様がデザインを考案されたそうです。こちらの車麩うす切を使ったメニューも教えていただきました。
車麩うす切と豚バラ肉の炒め
材料
- 車麩うす切
- 豚バラ肉
- 野菜(ネギ、タマネギ、白菜、キャベツなど)
- 調味料(すき焼のたれ、焼肉のたれ、コンソメ、塩コショウ・調味カレー粉など)
- 炒め油
作り方
- 車麩うす切をお湯で戻します。ポットの熱いお湯を使うと食感が良くなります。
- 豚バラ肉、野菜を一口大に切ります。
- フライパンに炒め油を熱し、豚バラ肉を炒めてから、火が通ったら野菜を入れて炒め、次に車麩うす切を入れて炒めます。火が通ったら調味料を入れて味がついたら出来上がり。すき焼き風卵とじなどにしても美味しいそうです。

チップ麩
車麩うす切に素揚げしてから味をつけた「チップ麩」はお菓子感覚でいただけます。
チップ麩(うす切チップス)
材料
- 車麩うす切(小)…20枚
- 味粉(ポテトシーズニング・出汁粉末・きな粉砂糖など)
- 揚げ油(サラダ油など)
作り方
- あらかじめ味粉を大き目のナイロン袋などに入れておきます。
- 揚げ油を180℃に熱します。
- 車麩うす切(小)を5~6枚ずつ20秒揚げます。
- 全部揚がったら粗熱を取って味粉の袋に入れてまぶせば完成。

車麩チップ
車麩チップはちょっと形がもつに似ているので、市販のレトルトもつ煮を使うと量が増えてお得な感じがするかも。そんな「もつ似」のレシピも教えていただきました。多めに作って翌日温めると味がしみ込んで一層おいしくなるそうですよ。
車麩チップのもつ似でもつ煮
- 車麩チップ…50g (1袋50g入り)
- 市販のレトルトもつ煮込み…2袋
- 豆腐(中)…1丁
- 調味料(お好みで味噌、醤油、日本酒など)
- ニンニク、ショウガ…適宜(瓶入りの香辛料でもOK)
- 炒め油…適宜
作り方
- 車麩チップ50gはあらかじめ水で戻し、レトルトのもつと同じくらいの大きさに切ったら戻した水で20分くらい茹で、ざるにあげ軽くお湯を切ります。
- お湯を切った車麩チップを、油を熱したフライパンで炒めます。
- レトルトもつ煮込みと炒めた車麩チップをお鍋で煮込みます。味噌、醤油、日本酒などで味を足し、豆腐は大きめのさいの目切り、ニンニク、ショウガは刻んで入れて豆腐が煮えて全体に風味が付いたら出来上がり。
車麩チップは木宮商店さんの車麩特有のもちもちと直火が当たった焼き面のつるつるがほど良い食感で、もつ煮込みの出汁でおいしくなります。根菜(大根、ニンジン、ゴボウなど)を入れても。よく煮るほどおいしくなるそうですよ。
ちなみに車麩を戻す際、調理する前に下茹でするとより大きくなり、つるつるプルンプルンに。食感が良くなり車麩料理もいっそう美味しくなるそうです。皆さんもぜひ作ってみてくださいね。
実際に木宮商店さんでは、こちらのレシピがプリントされたものを頂くこともできますよ。
お肉の代用品としても調理することができる車麩。現在お麩で様々な商品が作れないか、研究をされている企業もあるそうです。大豆ミートのようにお麩が使われる未来もそう遠くはないのかもしれませんね。
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