【長岡市】秋山孝ポスター美術館で江戸木版画 浮世絵復刻版画展「歌麿と写楽」が開催されます。【会期:9月13日~28日】
2025年9月13日(土)~9月28日(日)の期間、江戸木版画 浮世絵復刻版画展「歌麿と写楽」が開催されます。
会場は長岡市宮内にある「秋山孝ポスター美術館 長岡(APM)」。開館時間は9:00~17:00。休館日は火曜日です。
大河ドラマ「べらぼう」の主人公、蔦屋重三郎。江戸時代後期の版元である蔦屋が世に送り出した絵師「喜多川歌麿」と「東洲斎写楽」の作品展示。
彫師・摺師による高い技術。普段なかなか見られない、作品の細部までゆっくりと堪能できるチャンスです。ラメのような雲母摺(きらずり)やエンボス加工のような凹凸のある「空摺(からずり)」など、実際角度を変えながら質感まで楽しめる展示となっています。
当時の流行だけでなく「判じ絵」という絵で表した、言わば「なぞ解き」を読み解く楽しさも盛り込んだ作品。そんな作品をより深く楽しめる特別講演会など、さまざまな関連イベントも用意されています。
①【特別講演会】現役版元が語る江戸木版画の世界
ドラマでも話題の「版元」という職業。現役版元「東京 高橋工房」の高橋由貴子さんによる、リアルな江戸木版画の世界を聞くことのできる特別講演会です。初日開催イベントのため、早めの申し込みがおすすめです。
開催日時:2025年9月13日(土)14:00~15:30
参加費:税込1,000円
定員:30名
講師:高橋由貴子 氏(東京 高橋工房 6代目社長)
②【夜イベント】APMの夜 日本酒片手に粋な江戸を語る
前回大好評だった、夜の美術館で日本酒とツマミを片手に江戸文化について学ぶ贅沢な夜。時代背景も交えながら、美味しいお酒とおつまみと共に当時の人々の「遊びの精神」について学びます。

過去のイベントの様子(提供:主催者様)
開催日時:2025年9月14日(日)16:30~19:00
参加費:税込4,000円(お酒とおつまみ付き)
定員:20名
講師:横本昌之 氏(吉乃川株式会社)
③【ワークショップ】江戸本を触って読んでみよう!
江戸当時、実際に出版された貴重な本を実際に触れて読むことのできる体験。質感や重さなど、見るだけではわからない部分まで感じ取ることができます。
開催日時:2025年9月20日(土)
午前の部:10:00~11:30/午後の部:13:00~14:30
参加費:税込1,000円
定員:各回10名
講師:横山浩一 氏(有限会社 横山表具店)
④【ワークショップ】多色摺り木版画体験(まねき猫ぽち袋)
浮世絵が完成する「多色摺り」の仕組みを体験! バラバラに分解された絵をズレずに重ねて1枚の絵を作ります。摺った絵はぽち袋に仕立ててお持ち帰り。小さなお子様でも体験可能です。
開催日時:2025年9月23日(火・祝)
午前の部:10:00~11:30/午後の部:13:00~14:30
参加費:税込2,500円
定員:各回6名
講師:たかだみつみ 氏(創作木版画家、atelier m//Woodblock print studio代表)
⑤【展示解説】ギャラリートーク
開催日時:2025年9月15日(月・祝)・18日(木)・27日(土)14:00〜(30分程度)
参加費:無料
定員:なし(事前予約不要)
解説:たかだみつみ 氏(創作木版画家、atelier m//Woodblock print studio代表)
①〜④は事前予約が必要です。また、①〜④のイベント参加の方には、ノベルティのプレゼントもあるそうです。
また、会期中は関連グッズの販売もあります。迫力のある手ぬぐいや手軽に買えるポチ袋、付箋はもちろん、1枚1枚摺った団扇など、職人の技が光る商品も。
江戸文化を五感で楽しめる2週間。美術館で江戸にタイムスリップしてみませんか?
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